古くは「としごいのまつり」と言い、収穫感謝祭である新嘗祭と対になる形で重要な祭りとされています。「とし」とは穀物の事で稲を意味し、稲が豊かに実ることを祈る祭りです。奈良・平安時代に朝廷で祈年祭が行われ、伊勢神宮をはじめ全国の3千を超える神々に対し幣帛〔へいはく〕=【神様へのお供え物】がたてまつられました。国をあげて豊作と生産の向上を祈願したお祭りです。
※当社では午後3時より社殿にて祭典を執り行います。